近畿自販の公式ブログ https://kinkijihan.co.jp.blog001.nekosv.jp Tue, 31 Oct 2023 11:50:47 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.7.2 自販機「ど冷えもん」オーナーのこだわりを売上アップにつなげた設置事例集 https://kinkijihan.co.jp/blog/%e8%87%aa%e8%b2%a9%e6%a9%9f%e3%80%8c%e3%81%a9%e5%86%b7%e3%81%88%e3%82%82%e3%82%93%e3%80%8d%e3%81%ab%e3%81%93%e3%81%a0%e3%82%8f%e3%82%8a%ef%bc%88%e6%84%9b%e6%83%85%ef%bc%89%e3%82%92%e8%be%bc%e3%82%81/ Sun, 29 Oct 2023 08:16:26 +0000 https://kinkijihan.co.jp/blog/?p=199 いつもブログを楽しみにお読みいただきましてありがとうございます。ブログ担当Tです。これまで自販機の設置に関する知識や質問、アドバイスなどハード面での記事を中心にブログ内で紹介してまいりました。飲料自販機に関してはそのあたりの記事をご参考にしていただき、大変ご好評をいただいております。

今回は、冷凍自販機「ど冷えもん」に関して、その販売を通してこれまで弊社で感じてきたことや、導入いただいたオーナーの思いやこだわりをご紹介したいと思います。

コロナ禍の中で爆発的大ヒット商品となった冷凍自動販売機「ど冷えもん」ですが、365日無人で販売できる自販機の良さに加えて、販売品目のオリジナリティと販売者の思いをダイレクトに消費者に伝えることのできる面白さ、新たな販路拡大というチャンス獲得を目指して導入オーナーは真剣に、そして果敢にチャレンジをされています。これまで、多くのオーナーに導入のご協力をしてまりました。できることならたくさんこだわっていただきたい!それが導入後の成功につながっているとはっきりと言えます。「ポイント・こだわり」の一部をご紹介したいと思います。ど冷えもん設置事例集です。

事例① お店のオリジナル餃子を行きかう車にアピールする!

奈良県の国道に面した餃子専門のお店です。地域の人々にこれまで愛され続けてきました。このお店の前の国道は車の通行量が多く、オーナーが行き交うたくさんの車にも餃子をアピールしたい!閉店後の夜間に特にアピールできないか?そこに注力されました。お店には車が止めやすい駐車場があります。【☆ここがポイント】そこで考えたのがネオンサイン作戦です!味には自信がある!お持ち帰り用の冷凍餃子も以前より販売されており、自販機+ネオンサインで成功された事例です。夜間、つぎつぎと車が吸い込まれていました。あとはリピートが増えることを待つのみ。ここまでの「本気」が成功につながった事例です。👏

事例②お肉の「安心安全」と本格総菜の「手軽さ」をキャッチコピーでアピール!

和歌山市内にある精肉や総菜の小売・卸店。肉質の良さや肉屋自慢の総菜が大好評のお店です。地元民は当たり前に知っているとか。じゃあ「ど冷えもん」はいらないのでは?って思って打ち合わせでお聞きしていると、確かに販売は絶好調で大忙し、特に卸販売「お店やホテルなど」が多く、店舗での小売りにもこだわりたいけど、忙しすぎて。。。。。そこで肉屋だけに苦肉の策(💦SNSでコメントされていました。笑)として導入を決められました!打ち合わせから見えてきたものは、【☆ここがポイント】自分たちの一番伝えたいことを自販機を通してアピールすること!そのためにキャッチコピーにこれでもかーって感じで大大大アピール!自信があるからここまで訴求できる。常連さんに加えて、新規のお客様も増加中です。地元のマスコミなどにも取り上げられて順調なご様子です。何に自信があり、何をアピールしたいのか?お店の思いがまさしく「カタチ」になった事例です。👏

 

事例③お店の雰囲気にあわせた、目立たない、自販機らしくないでアピール!

静岡県浜松市にあるビストロ&スイーツカフェのオーナーのお店。ビストロ「キッシュやローストビーフなど」の人気商品やフォンダンパンケーキなどが買える「ど冷えもん」です。おしゃれなお店でおいしい商品が満載のため、商品開発には迷いはなかったそうです。思案したのは自動販売機自体の存在感。いろんなオーナー様と一緒にたくさんのオリジナル「ど冷えもん」を送り出してきました。そのなかで多いのはどうしたら目立つか!そのご要望に全力でお応えすべく、お手伝いをしてきました。しかし今回の事例は、【☆ここがポイント】お店との調和が第一!自販機らしくない、ぬくもりを感じさせるイメージでつくりあげる。お店はもちろん有名店でみんなが知っている。じゃあ自販機自体は目立たなくても大丈夫!今回、お店のコンセプトやいかに「ど冷えもん」からもぬくもりを演出するかを学んだ事例です。👏

 

事例④とにかく見逃せない、見逃させない商品を画像でドーンとアピール!

千葉県いすみ市のラーメン店での「ど冷えもん」です。ラーメン屋さんなのでもちろん車通りの多い立地にあります。歩行者よりも車の通行量が多いことの方がラーメン店にとっては好条件なのは当たり前ですよね。今回のオーナーは店舗が黒基調なので、「ど冷えもん」自体が浮き立つような感じで、目立つようにしたいとのご要望でした。前を行きかう車もスピードが出ているので、直感的に伝わるようにお願いしますと、オーナーにご要望をいただきました。ラーメン店オーナーからの自販機ご発注も多いのですが、特にインパクトを出して!ということでした。オーナーのこだわりもたくさんお聞きしましたが、結論として【☆ここがポイント】オーナーの思いをデザインで伝える!画像で伝える!商品に熱い思いを込めているオーナーだからこそ、実際のラーメンを画像で全面に打ち出す。これでもか!って感じで。やりすぎくらいが、丁度良かったりもします。そこに行き着いた事例です。👏

 

事例⑤リニューアルOPENにあわせて、違和感のないデザインでアピール!

京都市にある、地域で愛されるケーキ屋さん。この度、お店のリニューアルを実施されることになりました。これまで長きにわたり愛されてきたお店ですが、次世代に受け継がれてこれからも愛され続けるために全面改装を実現されました。そのうちの目玉の一つに「ど冷えもん」を選んでいただけました。感謝です。この地域は大学もすぐそばにあり、閉店後の学生さんの需要も獲得したいという思いもかねてよりオーナーはお持ちでした。その分析能力とチャレンジ精神には頭が下がります。そしてお手伝いしたのは、【☆ここがポイント】私たちもお店のコンセプトとデザインを共有させていただけたことです!お店全体と「ど冷えもん」が一体となった事例です!👏

 

事例⑥「ど冷えもん」が2号店!お店前でないからこそ、楽しい自販機でアピール!

京都市内の少し南あたりのコインランドリー前にスイーツ店の新店舗として「ど冷えもん」をお選びいただきました。カフェや鉄板焼きのお店を経営されているオーナーがコインランドリーをOPEN。待ち時間に店内でお待ちいただくことにも付加価値を生み出されました!自販機が2号店?店内でお食事可能!その発想がさすがでした。コインランドリー店の前だから、【☆ここがポイント】スイーツを全面に表現し、楽しさをアピール、コンセプトはスイーツカフェ店。女子が大好きスイーツで囲い込み大成功!OPEN後に覗きましたが、女子中学生がコインランドリー内のイートインスペースで楽しくおしゃべりしながらカフェしていました。遠隔でも「ど冷えもん」がお店に早変わりの事例です。

 

事例⑦とにかくどこからみても楽しい!そして何があるのかなぁ?をアピール!

北海道のスイーツ「ど冷えもん」です。WEBの力は素晴らしい。弊社は京都ですが、北海道や沖縄などの遠く離れたオーナーのお手伝いができることに驚きと喜びを感じています。通常「ど冷えもん」のラッピングは正面と左右面が標準です。今回の事例は、どこからも見ていただける場所に置きたいから始まりました。【☆ここがポイント】「ど冷えもん」自体を楽しい玉手箱に仕立てあげること。見ていて何か楽しいですよね。ここから何が出てくるのかな?ワクワク度100%の自動販売機になった事例です。

 

事例⑧飲食異業種のオーナーが挑戦!オリジナルキャラクターもしっかりアピール!

京都市及び周辺で複数展開のオーナーです。飲食業界でないので業界常識にとらわれない商品づくりを心掛けています。オリジナルレシピで研究に研究を重ねて完成した餃子!餃子をメインにしていながら、餃子だけでないもアピール!この自販機一台で週末の食卓が完成します。【☆ここがポイント】オーナーがこだわったのはオリジナルキャラクターです。お店がないから「ど冷えもん」からお客様つくりを始める。そのためにイメージと親しみを伝えるためのキャラクターを登場させました。「ど冷えもん」の登場でこれまでにないお店つくりの可能性を感じさせることになった事例です。👏

 

ほんの一部を事例として紹介させていただきました。どれもオーナーの思い(愛情)が込められた「ど冷えもん」たちです。販売する商品もデザインも全く異なっています。しかし共通するのは自分たちのこだわりをご家庭でもおいしく食べてもらう、感じてもらうということ。「ど冷えもん」の開店までには膨大な時間と手間をかけていらっしゃいます。そのことのお手伝いを通して私たちも自動販売機の可能性に未来を感じることができています。飲料自販機も冷凍・冷蔵食品自販機も頼りになるインフラとなれるよう取り組みを続けていきたいですね。

それでは次回のブログでまたお会いしましょう。ブログを最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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自動販売機設置の最新事情について https://kinkijihan.co.jp/blog/%e6%9c%80%e8%bf%91%e3%81%ae%e8%87%aa%e5%8b%95%e8%b2%a9%e5%a3%b2%e6%a9%9f%e8%a8%ad%e7%bd%ae%e4%ba%8b%e6%83%85%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/ Sun, 07 May 2023 08:36:18 +0000 https://kinkijihan.co.jp/blog/?p=190 いつもブログを楽しみにしている皆さんこんにちは!ブログ担当Tです。今回のブログのテーマについてですが、自販機設置の事情についてお話をしていきましょう。

これまで自販機設置の基準や知識について皆さんの疑問にお答えしてまいりましたが、最近自動販売機を設置したいけど業者が見つからない?どのように相談をすればよいのかわからない?なんてお声をよくお聞きします。当然に弊社の営業部にもご相談は毎月たくさん来ます。そのへんのことも踏まえてお話をしていきましょう。

まず新規にご相談をいただく事例として3つ挙げたいと思います。まず1つ目、新規OPENの事務所やお店に自販機を設置したいという事例。コロナ禍明けでこういったご相談をいただきます。

事例1:事務所やお店に自販機を設置したい

事務所や工場なら、①所属人数②インドア or アウトドア③収益 or 福利厚生目的④電源・スペース状況が必要です。特にインドアになると、購入人数が限定されます。あまりに少ない人数であれば、その時点で設置が難しくなります。お店などのアウトドアになると、①業態②電源・スペース状況③自販機への商品補充時の駐車スペースなど。特に最近ではインドア、アウトドアの区別なく自販機への商品補充に障害や日時指定があると、まず断られる可能性が高くなります。すぐそばで駐車ができず、離れた場所やコインパーキングに駐車しての管理は、コストがかかりすぎてしまいます。また日時指定や2階や3階への商品の手上げなどになるとスタッフへの管理負荷がかかり、これも断られる可能性が高まります。これらは自販機業界でも働き方改革の一環で大変厳しくなってきているからです。業界団体あげて取り組みを強めていることもあり、この辺りは柔軟にご相談をいただければ商談がスムーズになるのではないでしょうか。

事例2:業者より撤去申し入れがあった

2つ目に既存の自販機が設置されているが、業者より撤去申し入れがあったため、新たに自販機を設置してもらえる業者を探しています。というご相談です。この手の相談は、実はかなりあり、弊社でも毎月10数件以上あります。こういう場合は、残念ながら自販機の売上が悪い、もしくは条件が合わず採算が取れないので撤退というものです。このパターンの場合は、弊社でも簡単にはご相談に乗れないことが多いです。ただ弊社では売上のデータと周辺状況に応じて、新たな売り方や飲料メーカーにチェンジしてお応えできる事例も数多くあります。飲料メーカー系オペレーターは販売の仕方に制約があり、売り方を変えることにも限界があるのです。また直接ご提案できなくても提携オペレーターにつないで設置するなんてこともできちゃいます。そこは業界ネットワークを広く持つ弊社の強みです。

事例3:購入した自販機を使っていたが故障した

そして3つ目ですが、これまで自販機をご自身で購入し、管理していたが故障してしまいどうにもこうにもならない場合。このようなお話もよくいただきます。特に長年使用していた自販機はかなりの年代物。電気代も半端なく、儲かっていたのかどうなのかも疑問です。この場合も売上データについてはヒアリングさせていただきます。周辺状況とご要望にあわせて飲料メーカーを選定。売上が高い場合であれば、故障した自販機の廃棄まで弊社で行うことも可能です。自販機は以前は無料で引き取り可能でしたが、現在は有料でしか廃棄はできません。年代物であればフロン廃棄の制約もあるので、手間がかかります。

まとめ:自動販売設置の最近の傾向

こういった3つの事例の背景、自販機業界の事情について。ずばり、飲料メーカーのどこでも自販機を設置する時代は終わりを告げたということです。自販機の償却のために最低売上見込み基準を高く設定しています。また私たちもそうですが、自販機管理のコストも上がっており、売上の少ない自販機でも一定のコストがかかるため、シビアに自販機設置場所を見極めています。ボトルカーの燃料代、スタッフ不足による人件費の高騰、働き方改革推進のために効率を求めて設置場所も選定する。飲料メーカーの自販機商品の提携などはその表れです。そういった業界自体が収益が厳しくなってきている事情があります。また飲料メーカーや大手オペレーターが所属する業界団体(JAMA)でこれらの問題を解決するためにも取り組みを多々進めています。

ただそこは信頼関係をもってお客様の情報をご開示いただき、お互いの利益につながることを前提に進められれば、解決策も見つかります。我々オペレーターも自動販売機を管理する適正コストが確保できれば末永くお付き合いができると考えています。

自動販売機は飲料だけでなく、冷凍食品まで販売し、幅広く私たちの生活に根差しています。便利な反面、最低限の管理コストもかかります。協力して日常のワクワクをつくるために共に協力をして進めていきましょう。今回も最後までブログをお読みいただきありがとうございました。

 

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話題の冷凍自動販売機「ど冷えもん」とはいかに?飲料自販機とは違う? https://kinkijihan.co.jp/blog/%e8%a9%b1%e9%a1%8c%e3%81%ae%e5%86%b7%e5%87%8d%e8%87%aa%e5%8b%95%e8%b2%a9%e5%a3%b2%e6%a9%9f%e3%81%ae%e6%80%a7%e8%83%bd%e3%81%a8%e3%81%af%e3%81%84%e3%81%8b%e3%81%ab%ef%bc%9f%e9%a3%b2%e6%96%99%e8%87%aa/ Tue, 02 Aug 2022 05:48:43 +0000 https://kinkijihan.co.jp/blog/?p=162 みなさまいつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。ブログ担当Tです。さて、コロナ禍によりここ数年の間、非接触ビジネスや新しい生活様式の確立が大きく取り上げられ、多くの方の日常が様々な場面で変わりつつあります。その変化のさなかで多くの業界や企業でも事業スタイルそのものを変えていくことを求められています。その変化は大なり小なりあるでしょう。自動販売機業界でももちろんそうです。

自販機ビジネス自体は、コロナ禍の中であらためて非接触のビジネスモデルであることに注目がなされましたが、設置場所により大きな打撃を受けている自動販売機も多数あります。観光地や駅などの交通関係、テレワークによる出社率の減少でオフィス内での売り上げも低迷しました。そのため私たちは売上を待つのではなく、取りに行くという視点からも人流の先を読み新たに人が集まっている場所へ、自販機を移動させています。主にアウトロケーション。そして公園付近や住宅街、公共交通機関からマイカーに移動手段がシフトされればコインパーキングへ積極的に自販機を設置しています。

飲料自販機は、売上を待っているイメージがありますが、こちらから取りに行くことができる可動式の店舗でもあります。競合が増えれば、他の場所へ。売り上げが下がれば、また他の場所を探す。そんなことが可能です。これまでも幾多のピンチを乗り越え、チャンスに変えてきました。そして自販機は日本では常に必要とされてきました。

そんなビジネスモデルが飲料だけなんてもったいないと思いませんか?これまでも、もちろん物販自販機は多数ありました。大企業や高層ビルの中ではコンビニ自販機なんかもあり、お菓子、パン、おにぎりの販売も行っています。利便性を求めてこの事業が続いています。ただ今回のコロナ禍で利便性の場所が変わり、これまで自販機と無関係であった業種や事業者の目に留まったのが冷凍自販機なのです。これまでもアイスクリームの自販機は施設や駅にありました。既製品を販売する自販機です。昨年から発売されたサンデン社製「ど冷えもん」冷凍自動販売機はこれまでの冷凍自販機とはちょっとちがいます。

本店から離れた場所で設置

「コロナ禍による非接触ビジネス・SDGsにもつながるフードロス対策・働き方改革を後押しする無人販売の拡大/営業時間の拡大(365日24時間販売)・自社のメニューがそのまま商品になる」を実現できる新たな事業=冷凍自販機での販売なんです。

繰り返しますが自販機は本来待ちのスタイルでした。コロナ禍によって、こちらからも需要を求めて動くスタイルに変化し始めています。ただ飲料自販機は様々な場所におけるので、それができる。冷凍自販機は、基本的に飲食店様が中心に自社で導入する場合が多いため、その多くが自店舗前に設置するパターンが多いでしょう。だからそれとは違うのでは?とお考えかもしれません。

しかしながら前段落で上げたメリットが利用次第では生み出されるのです。お客様の来店を待っていたお店が、店先の冷凍自販機により、たくさんのきっかけをつくることができるのです。①新しい客層開拓 ②新しい商品開発への取り組み ③営業時間外の売上ロスの削減とその客層の取り込み ④冷凍自販機から実店舗への誘導(新たなファン作り)⑤お店の味をご家庭に持ち帰ってもらうことでの家族客の獲得ができる。場所を変えることだけが、攻めでもありませんし、同じ店舗前でも2号店/冷凍自販機店として新たな挑戦を行ってもらうことが攻めの営業となります。そしてここで試行錯誤をすることは、お店での失敗ではありません。だから今までの目線と違ったことを行って、ピンチをチャンスに変えていただきたいと考えています。

冷凍自販機ど冷えもんの性能とは?

サイズは飲料自販機より少し奥行がある程度で、あまり変わりません。電源も100V家庭用(単独ブレーカーでの電源供給がBEST)ですし、雨風関係なく全天候型です。

ど冷えもんの導入はいたって簡単です。本体費用+作業料(自販機設置費用)で始めることができます。現在数種類のど冷えもんのバリエーションが発売されています。簡単に言うと、ど冷えもん標準タイプだと大きな商品(1個600gまで)だと5種類(各10個装填)。小さな商品(1個300gまで)だと10種類(各10個装填)まで発売できます。細かな設定はありますが、商品にあわせて大小組わせてみてください。

ツインストッカー(600g迄/個)
パーテーションで小部屋に分ける(300g迄/個)

 

他にもちろん様々なオプションがあります。キャッシュレス端末を取り付けることも可能です。交通系マネーやQR決済もこれでばっちりです。

お店のアピールや商品イメージを高めるため独自の自販機ラッピングもできます。お店のロゴや商品写真などがあれば一からデザイン化のお手伝いをいたします。人目を惹く自販機も楽しいですよね。

お店から離れた場所に置く場合に助かるのが、遠隔自販機管理システムです。サンデン社が用意してくれているこのシステムは売上の累積管理にも便利です。コストはかかりますが、数字をきっちり管理したい方には助かるオプションです。

オプションには当然費用が掛かりますが、後からの取り付けも可能なので運営しながら考えるのも一つですね。自販機での販売というのは、きまった形はありません。こんなことをしたい。あんな商品を試してみたい。それがスタートです。そして自販機での売上が実店舗の売上につながることが本当に一番です。ここも飲料自販機とは違うところです。自販機での売上で完結しない。その後が楽しみなんです。だから商品開発+お楽しみ開発(クーポンやお店の宣伝)をスタッフと一緒に考えてモチベーションを上げていく!いろんな仕組みを考えて是非とも冷凍自販機ど冷えもんへの投資の元を取って欲しいと思います。

私たちは冷凍自販機を販売するというよりは、自販機という売り場の可能性を拡げたいし、知ってもらいたい。JAMA(自動販売協会)の正規会員として、日本での自販機をこれからも必要としてほしいと思い、お問合せを含めてたくさんのお客様にご提案をしています。やりたいことがたくさんできるようにスタートを身軽に。もちろん値段もですね。そしてアドバイスをしっかりして、成功いただけるように、ど冷えもん正規代理店として弊社WEBサイトを通して、多くの方のお役に立てるよう情報発信をしていきます!

最後におまけです。冷凍でなくてもこんなこともできます。そんな写真です。地元で愛されるブランド。多くの方にさらに知っていただくために、ソース愛溢れる1台です。

自販機万歳!とにかくやってみなはれで、新しい時代突き進みましょう!最後までブログお読みいただき、ありがとうございました。次回も楽しみにお待ちください。

 

 

 

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自動販売機の設置できるサイズや高さ https://kinkijihan.co.jp/blog/%e8%87%aa%e5%8b%95%e8%b2%a9%e5%a3%b2%e6%a9%9f%e3%81%ae%e8%a8%ad%e7%bd%ae%e3%81%a7%e3%81%8d%e3%82%8b%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%82%ba/ Sun, 06 Feb 2022 06:15:52 +0000 https://kinkijihan.co.jp/blog/?p=137 みなさまいつもブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。ブログ担当Tです。何気なく街を歩いていると、ビルの前やマンション軒先、駐車場の片隅に結構な台数が設置されていますよね。オフィス内や工場の休憩スペースにも安全基準を守り、たくさん設置されています。自販機は設置スペースに応じて様々な本体サイズから選択されて設置がされています。そして以前のブログでも取り上げていましたが、新聞紙一枚分あれば設置できると簡単に御提案したりもします。今回は自販機本体のサイズやそこに関する注意事項、設置スペースやそこに関する注意事項についてブログを進めていきたいと思います。

国内自動販売機製造メーカーは2022年2月時点現在2社です。富士電機株式会社とサンデン・リテールシステム株式会社。2020年まではパナソニックグループも製造メーカーとして参入していましたが、事業から撤退いたしました。市場にはまだまだたくさんのパナソニック製も存在しています。この自販機製造メーカーの自動販売機を赤く塗装したり、青く塗装したりして飲料メーカーが実際に設置をしたりしています。

では自販機本体寸法は?簡単に言うと現在製造されている缶・PET専用自販機は、幅は70㎝から136㎝程度。奥行は32㎝から87㎝程度まで。幅と奥行きの組み合わせにより決められた規格の自動販売機サイズがあります。標準機として私たちがよくご提案するのは、幅100㎝×奥行74㎝(奥行67㎝)サイズもしくは幅119㎝×奥行74㎝(奥行67㎝)サイズ、PET多品種対応自販機として幅132㎝×奥行74㎝サイズのものです。いちばん量産化されており、在庫台数も用意できやすいサイズです。このサイズを中心にご提案をすることが多いでしょうか。幅と奥行きはこのように、バリエーションがあるので、スペースに合わせて調整ができますが、自動販売機の高さも当然に設置場所によっては、注意しないといけません。

自販機本体の高さはすべて共通で183㎝(+足の長さ)です。この自販機の高さは製造メーカーどこも同じです。比較的高さに関してはアウトドアならあまり気にしないでしょうし、インドアでもだいたいは問題にはなりません。注意するというのは、自動販売機をくり抜いたスペースにはめ込み設置をしたり、頭上に障害物がある場合。アウトドアでも看板などがある場合には、自販機の高さはしっかりと計算しないと設置できないということになります。そして+足の長さというところを注意してください。自販機には金属製の足が4本ついています。この足部分を回して本体から伸ばしたり、引っ込めたりして設置面との水平設置の調整を行います。だから自販機の実際の高さが少し変わります。自販機設置の方法を以前のブログでもご紹介いたしました。直接アンカー固定や高さの無い転倒防止版(主にインドア用)だと高さ190㎝くらいで問題がないと思います。アウトドアで設置する際によく利用されるコンクリートブロック板を使用すると、それだけで高さ10㎝となりますので、高さ200㎝くらいと考えて設置を進めるのが間違いないと思います。

上の写真は、自販機コーナー施工例です。はめ込みの上の部分に余裕が少し必要です。自販機を設置するときに後ろに倒しながら入れるため、自販機の高さに余裕がなく、ぎりぎりでは入らなくなります。

あと自販機の頭上や幅ばかり気にしていると、他のところで失敗をすることがあります。まずは、自販機の足元です。傾斜地や突起物、散水栓があり、それを使用できるように設置したいとなれば、通常の自販機の足の長さをロングタイプに切り替え、高さを上げて設置する必要があります。4本とも交換する場合もあるでしょうし、傾斜地で前足2本を長くして傾斜地での水平設置を確保する場合もあります。たとえ直接固定でも自販機の高さが高くなります。このような特殊設置面は十分にアドバイスを専門業者にもらって設置をご検討ください。

上の写真右側が前足、左側が後ろ足です。足の長さを調節しているのがわかりますか?

上の写真右側がロングタイプの足。左側が通常の足の長さを短くして設置しています。

次に見えないところですが、自販機の背面スペースです。背面に壁がない場合は特に考えなくても問題はありません。壁がある場合は、背面スペースとして1㎝から2㎝(機種により異なる)を自販機本体と壁との間に確保する必要があります。当然自動販売機の電源コードが背面から出ているため、その突起分を確保するということと、排熱スペースを確保するということから、背面スペースを確保します。

そして設置した後にしまった!ということが稀にあるのですが、自動販売機の扉(幅)分の開閉余地が自販機の前にあるか?例えばインドアであれば、自販機前に机があり、扉を開けると当たってしまい、扉を全開できない。給湯室などの場所奥で扉があけられなくなる、補充ができないなど。アウトドア設置でも前面の下に花壇があり、扉が当たる、電信柱で全開ができないなど。設置後のイメージをしないと気が付かないところです。全開できなくても90度ほど扉が開けば何とか補充はできます。でも自販機内で商品が詰まり、自販機庫内の商品収納ラックを分解して取り出して修理となった場合、自販機を一度移動しないと修理ができないという事態になります。そこまでは、なかなか気が回りませんよね。。。。

自販機前に電柱があるため、扉幅を電柱をかわして開閉できる幅までに抑える必要有

自動販売機のサイズとして、最後に自販機本体の重さです。これは念のために記載をする程度です。私たちもよっぽどでないと気にしません。幅100㎝×奥行74㎝サイズのもので本体重量は約250kg前後です。そこに+商品重量です。このサイズなら190ml缶コーヒーなら620本程収納されます。120kgほどなので、合計370kg。ペットボトルを装填することが基本なので、400kg~450kgくらいは想定するべきでしょう。プレハブの中や、古民家、木造床面などのインドアでは設置場所を再検討する必要があるかもしれません。ご注意ください。

自販機のサイズはお願いをする自販機オペレーター営業マンに相談をすることが大前提ですが、設置後の運営をイメージしながらサイズを選定することがとっても大事ですので、ぜひとも心掛けてください。

日常よく目にする自動販売機ですが、サイズとなるとあまり考えないですよね。今回のブログが設置イメージの参考になればうれしいです。今回も最後までブログを読んでいただき、ありがとうございました。次回のお役立ちブログもぜひとも楽しみにして下さい。

 

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自動販売機の気になる電気代(消費電力)は? https://kinkijihan.co.jp/blog/%e8%87%aa%e5%8b%95%e8%b2%a9%e5%a3%b2%e6%a9%9f%e3%81%ae%e6%b0%97%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%82%8b%e9%9b%bb%e6%b0%97%e4%bb%a3%ef%bc%88%e6%b6%88%e8%b2%bb%e9%9b%bb%e5%8a%9b%ef%bc%89%e3%81%af%ef%bc%9f/ Tue, 28 Dec 2021 12:30:36 +0000 https://kinkijihan.co.jp/blog/?p=115 皆さま、こんにちわ。ブログ担当Tです。今月もブログ閲覧ありがとうございます。今回も自動販売機を設置するにあたり、必ずご質問をいただく内容に事前にお答えしていきたいと思います。上記ブログ見出しにあります、ずばり「自動販売機は月額どれくらい電気代がかかるの?」です。必ず聞かれる質問のTOP3に入りますね。間違いなく。確かに気になりますよね。

弊社WEB内/自動販売機の消費電力量の推移表を見ていただければ、お分かりいただけると思いますが、電力量に関しては年々省エネ化が進み減額しているのがまずは分かります。自動販売機は以前、庫内全体を冷やしたり、温めたりしていました。自動販売機の下から上まで全体をです。以前は細かな制御ができず、全体を冷温することしかできませんでした。しかし自動販売機の仕組みは、下から順番に商品を販売していきます。上から商品を補充し、商品が下に落ちていく仕組みだからです。一番上にあってもよく冷えていました。大変不効率です。また断熱効果や密閉性が甘く、一日中頑張って働いてくれていました。(笑)

次に昼夜関係なく、冷やしこんだり、温めたりもしていました。照明はもちろん蛍光灯です。正直照明に関しては、ほとんど消費電力量はかかりませんが。

これらの点を年々解決していきました。庫内の温度管理に関しては、現在は基本的には、一番下が一番冷たく(温かく)、その上がほどほど冷たく(温かく)、一番上は常温です。自動販売機が学習しながらこれらを制御しています。これが理想の状態なのです。消費電力の軽減と合わせて、商品への負荷も削減(加温による劣化防止など)になります。商品をおいしくいただく重要ポイントでもあります!(イエイ!)

そして優れた断熱材を使用することで保温性を高め、自動販売機庫内の気密性を高める設計に変わり一度冷やす(温める)と理想の温度を長く維持します。その分、自動販売機が省エネ運転でらくらく稼働なのです。その代わりに以前よりも自動販売機の奥行が数センチですが、深くなったり、商品の収納本数が少しですが減りました。

そして昼間に自動販売機が冷やしたり、温めたりせず、安価な深夜に冷やし込んだり、温めたりもするようになりました。東日本大震災の時には深夜電力の利用が言われていましたので業界としてはいち早く対応をしておりました。この機能に、先ほど紹介した断熱性や気密性が連動し、深夜に冷やしこんだ(温めた)商品が一日中維持されています。(もちろん日中に商品補充のために扉を開閉したり、何百本も売れると、温度維持のために自動販売機は稼働します)

そして革新的に消費電力量を下げたのは、ヒートポンプ機能による冬季HOT時の電力量の削減です。年表の2013年くらいからぐっと下がっているのは、そのおかげです。ヒートポンプ機能とは家電、特にエアコンなどでも採用されていますが、自動販売機内を冷やすためにコンプレッサーが稼働するのですが、その時に出る廃熱を以前は外に捨てていましたが、この廃熱を冬季HOT時に利用するのです。つまりHOTの部屋に送り込み、ヒーターの利用を極力抑えることで、消費電力量を可能な限り削減しているのです。地味ですがこれで一気に下がりました。自動販売機は基本的に夏が一番消費電力がかからず(冷やすのみ)、冬が一番消費電力がかかります。(冷やす+温める)

自動販売機の機能や性能をたくさん並べました。じゃあ、電気代は、いくらなの?と聞かれると、平均2,000円/月間とお話をいたします。その根拠は?と聞かれると、実際に弊社が自動販売機だけを動かして電気代を支払うロケーションでの支払額だからです。冬はもう少し高くなりますし、夏場で安いときは1,000円台の前半で済む場合もあります。だから平均2,000円位です。以前は5,000円以上かかっていました。本当に安くなりました。

しかし以下の点にご注意ください。

1.べらぼうに高い電気単価の契約でないか?ビルなどによりテナントに高い単価設定をする場合があります。

2.雪深い山々の中などの豪雪地帯でないか?実はヒートポンプはそのような状況下では動きません。ヒートポンプでは追いつかないので、ほとんどがヒーターでの加温になります。

3.自動販売機の売上が凄すぎて、商品を常に冷やしたり、温めたりしてる。商品が動くということは、自動販売機内の温度が維持できません。また冷やしたり、温めたりする面積を広げます。頭がいいから。お客様にご迷惑もかけられませんからね。でもこれは、当たり前ですが売上が凄いので、それ以上に自動販売機の運営で利益がしっかりとれるということですので、ご安心ください。

4.自動販売機にも小さなものから、大きなサイズのものまであります。しかし標準機と大型機でもさほど変わりません。倍とかいうことはありません。逆に超薄型機と言われている奥行30センチ強の自動販売機は薄すぎてヒートポンプ機能がつけられないので、サイズのわりに割高です。商品もあまり投入できませんし。不効率極まりなしです。ご注意ください。

5.余談ですが、最近はやりの冷凍自動販売機は月額7,000円位は見ておいた方が良いです。飲料自動販売機に対して、冷凍自動販売機は、HOTはありませんが、365日24時間冷凍保存を自動販売機全体で行わないといけないからです。下だけ冷凍するとかではありません。また商品搬出が少し飲料自動販売機と違います。冷凍温度を緩めると、溶けてしまいます。アイスは溶けてしまうと変形しますし、生ものは大変危険です。運営を検討されている方はご注意ください。真剣にご検討の方は、弊社でしっかりしたサポートや販売もしております。

とにかく最近の自動販売機は環境に配慮し、少ない消費電力で大活躍しております。業界挙げて、省エネ活動に取り組んでおります。また年式が落ちた自動販売機でも再生し、再塗装で見た目も新品!自動販売機のコンプレッサーや断熱材を取り換えたり、ヒートポンプ機能を追加したり、LED照明に交換して、再度社会のお役に立つように送り出しています。さらに最終的には、建設現場に持ち込んで最後の最後まで様々なところで多くの人々の瞬間に幸せをお届けしています。(イエイ!)

ですので電気代が気になる方はご安心ください。そんなにかかりませんよ。また電気代を下回る設置場所には、しっかりしたオペレーターなら設置はしません。非接触型販売スタイルとして、あらためて注目を集めている自動販売機ですが、機材運営には皆さんが思っている以上に多額の費用が掛っています。機材代だけでなく、設置後の修理やトラブル対応のための費用。そしてオペレーション費用は人件費だけでなく、ボトルカーといわれる車両、ガソリン代、様々です。設置場所と電気代だけで効率よく利益を産みだすこの仕組みは素晴らしいと思いませんか!自動販売機設置オーナーが儲からなければ、私たちオペレーターはもっと儲かりません。また福利厚生で価格をできる限り下げて、手数料なしでも、電気代はその程度です。安心して社員の皆さんに還元してあげてください!手軽に職場でリフレッシュ!生産性がそれで上がるなら安いものです。

自動販売機は本当に少ない電力で365日24時間働く、本当に頼りになるやつです。まだまだ進化を続ける自動販売機を見守ってください。今回のブログはこの辺で。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。またご質問などありましたら、お気軽にメールでお問合せ下さい。電話・メール・ブログでお答えいたします。ではさようなら。

弊社のWEBサイトでも、自販機の電気代の省エネ化に関してのデータを記載しております。くわしくは、そちらをご覧ください。

 

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自動販売機の見た目 イケメン自販機を探せ! https://kinkijihan.co.jp/blog/%e8%87%aa%e5%8b%95%e8%b2%a9%e5%a3%b2%e6%a9%9f%e3%81%ae%e8%a6%8b%e3%81%9f%e7%9b%ae%e3%80%80%e3%82%a4%e3%82%b1%e3%83%a1%e3%83%b3%e8%87%aa%e8%b2%a9%e6%a9%9f%e3%82%92%e6%8e%a2%e3%81%9b%ef%bc%81/ Sat, 06 Nov 2021 01:18:41 +0000 https://kinkijihan.co.jp/blog/?p=97 皆さま、こんにちわ。ブログ担当Tです。自動販売機の見た目について、設置をご検討されているオーナー様から疑問や質問を多くいただきます。その中で多く寄せられるご質問にお応えする形で、ブログを進めていこうかと思いますよ。よろしくお願いします。

まず飲料用自動販売機には様々な飲料メーカーの仕様があります。アサヒ飲料社、伊藤園社、キリンビバレッジ社、コカコーラ社、サントリー社、ダイドードリンコ社、などなど。見た目で大きく異なるのはカラーリングとマーキングです。赤色ならコカコーラ、濃いブルーならサントリー社と、遠くからでもよく分かりますね。これに加えて各社のロゴマークで消費者に強くアピールをしています。一流メーカーなら商品CMを流しているため、CMと連動させ自社の自動販売機に呼び込む作戦です。大型新商品や話題の商品が消費者の記憶に残るため、街角で「そうだ!あの商品飲みたい」という時に、自動販売機を探すということはよくあります。特に最近のコンビニなどでは各メーカーフルラインナップで販売されていることはなく、新商品でも発売月は棚に並んでいても、翌月には他社商品に変わっていることは多々あります。また買いたかったのに。。。ということになりますね。単純な売上損失です。

遠くからでもロゴが良く目立ちますよね。

そしてよく、複数社の売れ筋商品を並べて販売する自動販売機のほうが売れるのでは?という質問があります。しかし自動販売機の販売手法は売れ筋だけ並べて売れるというものではないのです。主力商品がしっかり用意されていて、まず期待を裏切らない。そして、こんな商品もあるのか!とか、その日の気分で変えてみる、ということがフルラインナップ(各カテゴリーの飲料が用意されている)なら可能なんですよ。いろんなメーカーの飲料が並んでいる自動販売機ですが、各メーカー売りたいカテゴリーは同じなので、同じ商品構成ばかり並んだり、意外と飲みたい商品が絞られる。契約で商品数やカテゴリーが決まっているので、期待を裏切られることも。。。

メーカ―専用機は、商品並びや自動販売機の商品ダミーの見栄えをトータルに考えます。とにかく消費者へのアピールをこっそりと全力で行っております。(笑)自動販売機は、商品を手に取って購入するものではなく、見て購入する売り場です。(コロナ禍の非接触ビジネスモデルの由来でもあります。)

見た目で自動販売機をみていると同じ商品のダミー(選択ボタン)が2つも3つもある?同じ商品を入れないで、違うの入れてほしい。というご要望を受けたりします。全部が全部ではありませんが、一つの商品に対して多くの選択ボタンを割り振る手法が自動販売機では王道としてとられます。売りたい商品や主力商品、新商品などは、自動販売機の顔として目立たせたいものです。そのために注目を集めるために、ダミーを複数並べるのです。自動販売機の商品ダミーの並びは各メーカー真剣にデータ分析しているのです。

各メーカー分析の上での自動販売機の顔づくり(結構楽しいですよ)

話題のエナジ―ドリンク・モンスター押しですね。

そして自動販売機には様々なPOPが貼り付けられます。ダミーと同じくそのシーズンの一押し商品の訴求POPやキャンペーンの告知POPなど。自動販売機を売り場と見立てて様々な飾りつけも行います。私たちの業界では自動販売機を店舗として見立てて、どのようにすればたくさんのお客様がご来店(購入)いただけるかを真剣に考えて取り組んでいます。自動販売機を清潔に保つための清掃活動も欠かせません。商品の入れ替えなど、手間暇かけてたくさんの方に喜んでいただく活動を行っています。ですので蜘蛛の巣がたくさん張っているような自動販売機を管理しているオペレーターは残念ながら、自覚が足りてないと言えます。自動販売機は商品を手に取り購入できる売り場ではありません。だからこそ、見た目に売り上げが左右されるものなのです。

私たちはこれからもたくさんのイケメン自動販売機をたくさん世に産みだしていけるように精一杯活動してまいります。お客様のお好みはどんなでしょう?今回もブログを最後までお読みいただきありがとうございました。

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自動販売機設置で配慮すべき点は? https://kinkijihan.co.jp/blog/%e8%87%aa%e5%8b%95%e8%b2%a9%e5%a3%b2%e6%a9%9f%e8%a8%ad%e7%bd%ae%e3%81%a7%e9%85%8d%e6%85%ae%e3%81%99%e3%81%b9%e3%81%8d%e7%82%b9%e3%81%af%ef%bc%9f/ Mon, 27 Sep 2021 08:31:09 +0000 https://kinkijihan.co.jp/blog/?p=73 こんにちわブログ担当Tです。前回ブログで、自動販売機の設置安全基準についてお話をさせていただきました。どこの業界でも当然に安全第一ということですね。では設置基準を遵守したうえで次に考えることは?

「どうしたら利用しやすい設置になるのか?」「売上が上がる自動販売機になるのか?」を考えながら設置場所や設置方法を工夫していかなければならないですよね。

実は細かい配慮やこだわりで自動販機の利用促進につながり、売上が上がるなんてことは、よくある話なんです。そのあたりを実例を交えながら、皆さんにお話をしていきたいと思います。

昨年のコロナ禍によるパンデミックによって、人の流れが大きく変化いたしました。いままで人が滞留していた場所に人が来なくなり、街の風景が様変わりしましたね。観光地や繁華街、オフィス街など、こんなにも変わるものかと本当に実感しました。そうなると当然そういった場所の自動販売機の売上も下がってしまいます。当たり前の話ですが、小回りの利く自動販売機・非接触ビジネスといわれる自動販売機でも人の流れがない場所での設置は、本当に難しいです。そういった人の流れをよく観察する。どういう人が、設置を考えている場所に来るだろうか?ということを想定しないといけません。

じゃあ、車などの往来が激しい大通りが良いのか?単に駅前が良いのか?というと必ずしもそうではありません。車が止めにくい通りは厳しいです。逆に一方通行の通りでも駐車しやすいと問題ありません。路地裏でもその先にたくさんの人が目的とする場所があれば、購入対象者が増えるのです。住宅街の中でも大通りに出るまでコンビニが無い!なんてこともざらです。目立つにこしたことはありませんが、購入対象者にならないとだめなんです。

設置場所の選定で気を配ること(主にアウトロケーション)

1.駐車しやすいこと→駐車しにくい国道は見込みが落ちます

2.住宅街や路地裏でもOK。その先に目指す場所(学校やお店、施設)があるか?

3.コロナ禍で公園周辺の売上が急増中(人流の変化見極めること)

4.店頭の自販機でも利用目的のついで買いにつながるのか?小売りなどよりも飲食店の店頭が良いのは、食後の一服のコーヒーなどにつながる

5.競合が少ない。他社自動販売機やコンビニなど。また競合があっても分析し弊社自動販売機に優位性を持たせれば見込みは上がります

6.マンションの場合は戸数、駐車場(コインパーキング)の場合だと、駐車台数や稼働率を見たりもします

7.自動販売機の売上は、どれだけ固定客をつけるかで売上がほぼ確定します。観光地などは別として、毎日のリピートがとれる場所であるかを見きわめております

自動販売機のインドアの場合は単純に、社員数や利用者推移が決め手となるので簡単です。アウトドアはどれほどの人々が対象になるのかを推測しないといけないので、見込み売上を立てるのに、経験や知識が必要になります。加えて周辺データですね。周辺の自動販売機のデータや似たような設置場所があればそこから推測します。近年は自動販売機もむやみに簡単に設置をしなくなりました。売上とのバランスが取れないと、自動販売機本体の償却ができないからです。むやみな設置で経費が重なれば、適切なサービスが維持できないと同時に、せっかく設置をされた自動販売機オーナーにもご負担になりかねません。私たちはプロとして目利きをしっかりと持って提案をしております。

次に自動販売機の設置方法(向きや位置、障害)にも確認が必要です。設置場所がどんなに良くても、購入しずらい、とか目立たない。などがあると本当に残念です。たくさんの人が前を通るなかで訴求していかないといけませんし、購入しやすくないといけません。

1.自動販売機の前に障害がないか?前がほとんど駐車スペースになると。ほぼ購入できません。消費行動として購入しずらいです。車に傷がつかないか心配?など

2.自動販売機の高さは適正ですか?花壇やブロック、地面の高さが上がっている場所に自動販売機を置くと、商品ボタン(特に上段)が押しにくくなります。お子様やお年寄りの方は厳しい場合もあります。商品が取り出しやすくなる一方、目線が変わるので、商品訴求で上段サンプルが弱くなる場合があります

3.私有地や駐車場などでも敷地内に入らないと買えない。とくに私有地なら1メートルも中に入ると、まず敬遠されます

4.自動販売機の設置向きは公道向きに設置できるにこしたことはない。商品サンプルすべてを通行者に向けるとキャンペーンや新商品への導きに効果を発揮します。すこしでも購入動機につなげる。特に競合があればぜひ正面を向けたいところです

5.自動販売機の本体サイズを小さくしてでも敷地の外に向けることは、いうまでもありません。

6.インドア設置を思い切って外に出して、社員の固定客+アウトドアのお客様を誘い込む場所の変更も検討しましょう

駐車されるとかなり購入しにくくなります
民家の敷地に少し入るだけですが、「やめておこうか」となってしまう。。。
横のライバルと競合しているなら、同じように正面を向けてバラエティさで勝負
敷地内にスペースはありましたが、ここは散歩コースとみて、小さくても前面に
工場内に社員用で設置していましたが、事務職員にも、地域の方へもご提供

 

自動販売機には様々なサイズがあります。そして新聞紙一枚分のスペースがあれば十分に設置できるため、売上が上がるために私たちは思案します。どうせ置くなら売上をUPしたいし、ご利用いただき、便利だなぁ。ってやっぱり思ってもらいたいですよね。自動販売機を運営している会社にはそれぞれ個性もあります。各メーカー年間にたくさんの新商品を毎年出しますが、すべてを自動販売機で採用できないですし、消えていくものもたくさんです。今の時代の流れから売れ筋を見つけるのも大切ですが、この地域で人気の一品を探すのにも私たちは楽しんでいます。この商品探していた!って時おり言われるのがうれしいんですよね。オペレーター冥利に尽きます。

コロナ禍のなかで、たくさんの人が一息つきたいと願っています。そんなたくさんの人の気持ちにお応えできるよう、まだまだこだわり続けていきます。今回も最後までブログをお読みいただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

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自動販売機の安全な設置基準とは https://kinkijihan.co.jp/blog/%e8%87%aa%e5%8b%95%e8%b2%a9%e5%a3%b2%e6%a9%9f%e3%81%ae%e5%ae%89%e5%85%a8%e3%81%aa%e8%a8%ad%e7%bd%ae%e5%9f%ba%e6%ba%96%e3%81%a8%e3%81%af/ Wed, 01 Sep 2021 14:21:37 +0000 https://kinkijihan.co.jp/blog/?p=49 こんにちはブログ担当Tです。今回のお話は自動販売機の設置について。

みなさんの身の回りにある自動販売機ですが、当然ただ自動販売機を、ぽんと置けば良いものではありません。店舗前や駐車場などのアウトドア、オフィスや食堂などのインドア設置など。様々な場所に安全最優先で設置をしております。その辺りのルールをみなさんに、わかりやすくお伝えしたいと思います。

自動販売機の設置基準に関しては、JIS規格「自動販売機の据付基準」が定められており、据付方法や耐震性、据付面対策が規定されております。その基本基準をもとに各飲料メーカーが責任をもって安全第一で据付作業会社と弊社のような自動販売機オペレーターと協力して設置をしています。近年、地震や台風、豪雨などの自然災害による被害を受けて、毎年のように見直しをすすめ、消費者のみなさんに安心してご利用がいただけるように、取り組みを続けております。それでは設置方法について、いくつかご紹介をいたしましょう。

1.アウトドア/コンクリート面へのアンカーボルト設置

画像の通り、自動販売機の下地がコンクリートの場合は、直接アンカー固定をおすすいたします。4本足すべてにプレートを使い地面としっかりと固定する。このことにより、強い揺れや豪雨などによる水の流れにもしっかりと固定を維持できます。車などの直接衝突にもかなりの強度を維持できます。ただし接地面にはドリルで穴をあけ、アンカー金具を埋め込みますので、跡が残ります。撤去後にその穴をコンクリートで埋めることで多少の補修はもちろん可能です。一番強度が確保できる設置方法です。ただし下に水道管や何かしらの電気系統の配線が埋設されていないかを確認することが必要です。

2.アウトドア/アスファルトや土などへのコンクリートブロック設置

画像はアスファルト面のコインパーキングへの設置です。アスファルトは一見、地面が硬いように見えますが、アンカーボルトなどの固定は有効ではありません。気温が高くなると柔らかくなり、アンカーボルトの効果が極端に下がります。そこで他の土や砂利などと同じく、コンクリートブロック(長さ80センチ~90センチ・幅30センチ)を複数枚(2枚~)敷き、自動販売機をブロックと連結させて設置いたします。ブロック枚数は設置面や周辺状況、自動販売機の大きさにより異なります。自動販売機が転倒ないしは、動くことがないようにブロックの質量をJIS基準から算出して決めています。こちらも十分な安全基準を確保できますが、高さが10センチほど上がること。自動販売機本体スペースより広めにスペースを確保することが必要になります。

3.インドア/転倒防止板での設置

ショッピングモールなどでもよく見かける設置方法です。鉄製の板2枚で自動販売機を設置します。板の長さは80センチもしくは90センチ。建物の総階層数や設置階層により長さが決まります。板は自動販売機よりも必ず前に飛び出しており、前倒れ防止の役目を果たしております。自動販売機利用中に倒れてこないように基準が定められております。もちろん板は、面取りがされ、厚みも抑えられているため、つまづく心配はありません。以上のように自動販売機の設置環境に合わせて私たちは業界全体で厳しい基準を定めて、利用者の安全を必ず確保しておりますので、安心してご利用いただけます。

アウトドア設置に関しては、私有地であること。公道にはみ出していないことが最低の条件です。側溝などもNGですし、1センチでもはみ出していると設置ができませんので、ご注意ください。スペースに応じて自動販売機の大きさを調整しましょう。

このように自動販売機の設置は安全面と使いやすさを考えて行っております。事故が起きてからでは遅いので、安心して設置をお任せできるオペレーターを探してくださいね。それでは次回は売れるための設置のノウハウについてブログを更新する予定です。楽しみにお待ちください。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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自動販売機は立派なインフラ https://kinkijihan.co.jp/blog/33-2/ Mon, 09 Aug 2021 10:18:02 +0000 https://kinkijihan.co.jp/blog/?p=33  

みなさまこんにちは、株式会社近畿自動販売機サービスのブログ担当Tです。

これから自動販売機設置に役立つ情報をこちらのブログでたくさん配信してまいります。ご参考にしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします。<(_ _)>

さて、ただいまコロナ禍において自動販売機の利点が見直されています。それは非接触型ビジネスである点。そして人流が変化し、新たな人流の買い場への対応が容易である点です。

24時間・365日の無人販売。そして中心部だけでなく、住宅街や郊外への設置も可能な優れもの。そうした自動販売機の当たり前が、私たちの生活を便利に明るく照らしてくれているということですね。まさしく自動販売機は私たちの生活の立派なインフラなのです。そして観光やイベント時にはオアシスになり、もちろん自然災害などの有事にも大活躍するのはもちろんです。とっても頼りになる存在です!\(^o^)/

そして空いているスペースに設置するだけで毎月安定した収入にもつながります。マンションや駐車場で夜暗くて便利の悪いところへの自動販売機設置なら問題解決と一石二鳥になります。たくさん設置事例がありますのでご安心ください。

また法人様にとっても社内に設置することで、社外への出入りをなくすこともできます。業務の効率化はもちろんですが、休憩時間の憩いの場の中心となり、さらに福利厚生のひとつとして社員のみなさまのお役に立つこと間違いなしです。(^O^)

自動販売機設置を検討されており、設置が可能か悩んでいる方、現在他社の自動販売機を設置しており、弊社自動販売機との違いを知りたい方など、話を聞くだけでもOKです。お気軽にメールでお問い合わせ下さい。こちらから折り返しご連絡をさしあげます。

 

 

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当ブログについて https://kinkijihan.co.jp/blog/%e5%bd%93%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/ Mon, 19 Jul 2021 05:10:25 +0000 https://kinkijihan.co.jp/?p=10 株式会社近畿自動販売機サービスです。

今後、こちらのブログにて、自動販売機の設置に関する情報やなどを配信していきます。今後ども、よろしくお願い致します。

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