話題の冷凍自動販売機「ど冷えもん」とはいかに?飲料自販機とは違う?

みなさまいつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。ブログ担当Tです。さて、コロナ禍によりここ数年の間、非接触ビジネスや新しい生活様式の確立が大きく取り上げられ、多くの方の日常が様々な場面で変わりつつあります。その変化のさなかで多くの業界や企業でも事業スタイルそのものを変えていくことを求められています。その変化は大なり小なりあるでしょう。自動販売機業界でももちろんそうです。

自販機ビジネス自体は、コロナ禍の中であらためて非接触のビジネスモデルであることに注目がなされましたが、設置場所により大きな打撃を受けている自動販売機も多数あります。観光地や駅などの交通関係、テレワークによる出社率の減少でオフィス内での売り上げも低迷しました。そのため私たちは売上を待つのではなく、取りに行くという視点からも人流の先を読み新たに人が集まっている場所へ、自販機を移動させています。主にアウトロケーション。そして公園付近や住宅街、公共交通機関からマイカーに移動手段がシフトされればコインパーキングへ積極的に自販機を設置しています。

飲料自販機は、売上を待っているイメージがありますが、こちらから取りに行くことができる可動式の店舗でもあります。競合が増えれば、他の場所へ。売り上げが下がれば、また他の場所を探す。そんなことが可能です。これまでも幾多のピンチを乗り越え、チャンスに変えてきました。そして自販機は日本では常に必要とされてきました。

そんなビジネスモデルが飲料だけなんてもったいないと思いませんか?これまでも、もちろん物販自販機は多数ありました。大企業や高層ビルの中ではコンビニ自販機なんかもあり、お菓子、パン、おにぎりの販売も行っています。利便性を求めてこの事業が続いています。ただ今回のコロナ禍で利便性の場所が変わり、これまで自販機と無関係であった業種や事業者の目に留まったのが冷凍自販機なのです。これまでもアイスクリームの自販機は施設や駅にありました。既製品を販売する自販機です。昨年から発売されたサンデン社製「ど冷えもん」冷凍自動販売機はこれまでの冷凍自販機とはちょっとちがいます。

本店から離れた場所で設置

「コロナ禍による非接触ビジネス・SDGsにもつながるフードロス対策・働き方改革を後押しする無人販売の拡大/営業時間の拡大(365日24時間販売)・自社のメニューがそのまま商品になる」を実現できる新たな事業=冷凍自販機での販売なんです。

繰り返しますが自販機は本来待ちのスタイルでした。コロナ禍によって、こちらからも需要を求めて動くスタイルに変化し始めています。ただ飲料自販機は様々な場所におけるので、それができる。冷凍自販機は、基本的に飲食店様が中心に自社で導入する場合が多いため、その多くが自店舗前に設置するパターンが多いでしょう。だからそれとは違うのでは?とお考えかもしれません。

しかしながら前段落で上げたメリットが利用次第では生み出されるのです。お客様の来店を待っていたお店が、店先の冷凍自販機により、たくさんのきっかけをつくることができるのです。①新しい客層開拓 ②新しい商品開発への取り組み ③営業時間外の売上ロスの削減とその客層の取り込み ④冷凍自販機から実店舗への誘導(新たなファン作り)⑤お店の味をご家庭に持ち帰ってもらうことでの家族客の獲得ができる。場所を変えることだけが、攻めでもありませんし、同じ店舗前でも2号店/冷凍自販機店として新たな挑戦を行ってもらうことが攻めの営業となります。そしてここで試行錯誤をすることは、お店での失敗ではありません。だから今までの目線と違ったことを行って、ピンチをチャンスに変えていただきたいと考えています。

冷凍自販機ど冷えもんの性能とは?

サイズは飲料自販機より少し奥行がある程度で、あまり変わりません。電源も100V家庭用(単独ブレーカーでの電源供給がBEST)ですし、雨風関係なく全天候型です。

ど冷えもんの導入はいたって簡単です。本体費用+作業料(自販機設置費用)で始めることができます。現在数種類のど冷えもんのバリエーションが発売されています。簡単に言うと、ど冷えもん標準タイプだと大きな商品(1個600gまで)だと5種類(各10個装填)。小さな商品(1個300gまで)だと10種類(各10個装填)まで発売できます。細かな設定はありますが、商品にあわせて大小組わせてみてください。

ツインストッカー(600g迄/個)
パーテーションで小部屋に分ける(300g迄/個)

 

他にもちろん様々なオプションがあります。キャッシュレス端末を取り付けることも可能です。交通系マネーやQR決済もこれでばっちりです。

お店のアピールや商品イメージを高めるため独自の自販機ラッピングもできます。お店のロゴや商品写真などがあれば一からデザイン化のお手伝いをいたします。人目を惹く自販機も楽しいですよね。

お店から離れた場所に置く場合に助かるのが、遠隔自販機管理システムです。サンデン社が用意してくれているこのシステムは売上の累積管理にも便利です。コストはかかりますが、数字をきっちり管理したい方には助かるオプションです。

オプションには当然費用が掛かりますが、後からの取り付けも可能なので運営しながら考えるのも一つですね。自販機での販売というのは、きまった形はありません。こんなことをしたい。あんな商品を試してみたい。それがスタートです。そして自販機での売上が実店舗の売上につながることが本当に一番です。ここも飲料自販機とは違うところです。自販機での売上で完結しない。その後が楽しみなんです。だから商品開発+お楽しみ開発(クーポンやお店の宣伝)をスタッフと一緒に考えてモチベーションを上げていく!いろんな仕組みを考えて是非とも冷凍自販機ど冷えもんへの投資の元を取って欲しいと思います。

私たちは冷凍自販機を販売するというよりは、自販機という売り場の可能性を拡げたいし、知ってもらいたい。JAMA(自動販売協会)の正規会員として、日本での自販機をこれからも必要としてほしいと思い、お問合せを含めてたくさんのお客様にご提案をしています。やりたいことがたくさんできるようにスタートを身軽に。もちろん値段もですね。そしてアドバイスをしっかりして、成功いただけるように、ど冷えもん正規代理店として弊社WEBサイトを通して、多くの方のお役に立てるよう情報発信をしていきます!

最後におまけです。冷凍でなくてもこんなこともできます。そんな写真です。地元で愛されるブランド。多くの方にさらに知っていただくために、ソース愛溢れる1台です。

自販機万歳!とにかくやってみなはれで、新しい時代突き進みましょう!最後までブログお読みいただき、ありがとうございました。次回も楽しみにお待ちください。