自動販売機の見た目 イケメン自販機を探せ!

皆さま、こんにちわ。ブログ担当Tです。自動販売機の見た目について、設置をご検討されているオーナー様から疑問や質問を多くいただきます。その中で多く寄せられるご質問にお応えする形で、ブログを進めていこうかと思いますよ。よろしくお願いします。

まず飲料用自動販売機には様々な飲料メーカーの仕様があります。アサヒ飲料社、伊藤園社、キリンビバレッジ社、コカコーラ社、サントリー社、ダイドードリンコ社、などなど。見た目で大きく異なるのはカラーリングとマーキングです。赤色ならコカコーラ、濃いブルーならサントリー社と、遠くからでもよく分かりますね。これに加えて各社のロゴマークで消費者に強くアピールをしています。一流メーカーなら商品CMを流しているため、CMと連動させ自社の自動販売機に呼び込む作戦です。大型新商品や話題の商品が消費者の記憶に残るため、街角で「そうだ!あの商品飲みたい」という時に、自動販売機を探すということはよくあります。特に最近のコンビニなどでは各メーカーフルラインナップで販売されていることはなく、新商品でも発売月は棚に並んでいても、翌月には他社商品に変わっていることは多々あります。また買いたかったのに。。。ということになりますね。単純な売上損失です。

遠くからでもロゴが良く目立ちますよね。

そしてよく、複数社の売れ筋商品を並べて販売する自動販売機のほうが売れるのでは?という質問があります。しかし自動販売機の販売手法は売れ筋だけ並べて売れるというものではないのです。主力商品がしっかり用意されていて、まず期待を裏切らない。そして、こんな商品もあるのか!とか、その日の気分で変えてみる、ということがフルラインナップ(各カテゴリーの飲料が用意されている)なら可能なんですよ。いろんなメーカーの飲料が並んでいる自動販売機ですが、各メーカー売りたいカテゴリーは同じなので、同じ商品構成ばかり並んだり、意外と飲みたい商品が絞られる。契約で商品数やカテゴリーが決まっているので、期待を裏切られることも。。。

メーカ―専用機は、商品並びや自動販売機の商品ダミーの見栄えをトータルに考えます。とにかく消費者へのアピールをこっそりと全力で行っております。(笑)自動販売機は、商品を手に取って購入するものではなく、見て購入する売り場です。(コロナ禍の非接触ビジネスモデルの由来でもあります。)

見た目で自動販売機をみていると同じ商品のダミー(選択ボタン)が2つも3つもある?同じ商品を入れないで、違うの入れてほしい。というご要望を受けたりします。全部が全部ではありませんが、一つの商品に対して多くの選択ボタンを割り振る手法が自動販売機では王道としてとられます。売りたい商品や主力商品、新商品などは、自動販売機の顔として目立たせたいものです。そのために注目を集めるために、ダミーを複数並べるのです。自動販売機の商品ダミーの並びは各メーカー真剣にデータ分析しているのです。

各メーカー分析の上での自動販売機の顔づくり(結構楽しいですよ)

話題のエナジ―ドリンク・モンスター押しですね。

そして自動販売機には様々なPOPが貼り付けられます。ダミーと同じくそのシーズンの一押し商品の訴求POPやキャンペーンの告知POPなど。自動販売機を売り場と見立てて様々な飾りつけも行います。私たちの業界では自動販売機を店舗として見立てて、どのようにすればたくさんのお客様がご来店(購入)いただけるかを真剣に考えて取り組んでいます。自動販売機を清潔に保つための清掃活動も欠かせません。商品の入れ替えなど、手間暇かけてたくさんの方に喜んでいただく活動を行っています。ですので蜘蛛の巣がたくさん張っているような自動販売機を管理しているオペレーターは残念ながら、自覚が足りてないと言えます。自動販売機は商品を手に取り購入できる売り場ではありません。だからこそ、見た目に売り上げが左右されるものなのです。

私たちはこれからもたくさんのイケメン自動販売機をたくさん世に産みだしていけるように精一杯活動してまいります。お客様のお好みはどんなでしょう?今回もブログを最後までお読みいただきありがとうございました。