自販機「ど冷えもん」オーナーのこだわりを売上アップにつなげた設置事例集

いつもブログを楽しみにお読みいただきましてありがとうございます。ブログ担当Tです。これまで自販機の設置に関する知識や質問、アドバイスなどハード面での記事を中心にブログ内で紹介してまいりました。飲料自販機に関してはそのあたりの記事をご参考にしていただき、大変ご好評をいただいております。

今回は、冷凍自販機「ど冷えもん」に関して、その販売を通してこれまで弊社で感じてきたことや、導入いただいたオーナーの思いやこだわりをご紹介したいと思います。

コロナ禍の中で爆発的大ヒット商品となった冷凍自動販売機「ど冷えもん」ですが、365日無人で販売できる自販機の良さに加えて、販売品目のオリジナリティと販売者の思いをダイレクトに消費者に伝えることのできる面白さ、新たな販路拡大というチャンス獲得を目指して導入オーナーは真剣に、そして果敢にチャレンジをされています。これまで、多くのオーナーに導入のご協力をしてまりました。できることならたくさんこだわっていただきたい!それが導入後の成功につながっているとはっきりと言えます。「ポイント・こだわり」の一部をご紹介したいと思います。ど冷えもん設置事例集です。

事例① お店のオリジナル餃子を行きかう車にアピールする!

奈良県の国道に面した餃子専門のお店です。地域の人々にこれまで愛され続けてきました。このお店の前の国道は車の通行量が多く、オーナーが行き交うたくさんの車にも餃子をアピールしたい!閉店後の夜間に特にアピールできないか?そこに注力されました。お店には車が止めやすい駐車場があります。【☆ここがポイント】そこで考えたのがネオンサイン作戦です!味には自信がある!お持ち帰り用の冷凍餃子も以前より販売されており、自販機+ネオンサインで成功された事例です。夜間、つぎつぎと車が吸い込まれていました。あとはリピートが増えることを待つのみ。ここまでの「本気」が成功につながった事例です。👏

事例②お肉の「安心安全」と本格総菜の「手軽さ」をキャッチコピーでアピール!

和歌山市内にある精肉や総菜の小売・卸店。肉質の良さや肉屋自慢の総菜が大好評のお店です。地元民は当たり前に知っているとか。じゃあ「ど冷えもん」はいらないのでは?って思って打ち合わせでお聞きしていると、確かに販売は絶好調で大忙し、特に卸販売「お店やホテルなど」が多く、店舗での小売りにもこだわりたいけど、忙しすぎて。。。。。そこで肉屋だけに苦肉の策(💦SNSでコメントされていました。笑)として導入を決められました!打ち合わせから見えてきたものは、【☆ここがポイント】自分たちの一番伝えたいことを自販機を通してアピールすること!そのためにキャッチコピーにこれでもかーって感じで大大大アピール!自信があるからここまで訴求できる。常連さんに加えて、新規のお客様も増加中です。地元のマスコミなどにも取り上げられて順調なご様子です。何に自信があり、何をアピールしたいのか?お店の思いがまさしく「カタチ」になった事例です。👏

 

事例③お店の雰囲気にあわせた、目立たない、自販機らしくないでアピール!

静岡県浜松市にあるビストロ&スイーツカフェのオーナーのお店。ビストロ「キッシュやローストビーフなど」の人気商品やフォンダンパンケーキなどが買える「ど冷えもん」です。おしゃれなお店でおいしい商品が満載のため、商品開発には迷いはなかったそうです。思案したのは自動販売機自体の存在感。いろんなオーナー様と一緒にたくさんのオリジナル「ど冷えもん」を送り出してきました。そのなかで多いのはどうしたら目立つか!そのご要望に全力でお応えすべく、お手伝いをしてきました。しかし今回の事例は、【☆ここがポイント】お店との調和が第一!自販機らしくない、ぬくもりを感じさせるイメージでつくりあげる。お店はもちろん有名店でみんなが知っている。じゃあ自販機自体は目立たなくても大丈夫!今回、お店のコンセプトやいかに「ど冷えもん」からもぬくもりを演出するかを学んだ事例です。👏

 

事例④とにかく見逃せない、見逃させない商品を画像でドーンとアピール!

千葉県いすみ市のラーメン店での「ど冷えもん」です。ラーメン屋さんなのでもちろん車通りの多い立地にあります。歩行者よりも車の通行量が多いことの方がラーメン店にとっては好条件なのは当たり前ですよね。今回のオーナーは店舗が黒基調なので、「ど冷えもん」自体が浮き立つような感じで、目立つようにしたいとのご要望でした。前を行きかう車もスピードが出ているので、直感的に伝わるようにお願いしますと、オーナーにご要望をいただきました。ラーメン店オーナーからの自販機ご発注も多いのですが、特にインパクトを出して!ということでした。オーナーのこだわりもたくさんお聞きしましたが、結論として【☆ここがポイント】オーナーの思いをデザインで伝える!画像で伝える!商品に熱い思いを込めているオーナーだからこそ、実際のラーメンを画像で全面に打ち出す。これでもか!って感じで。やりすぎくらいが、丁度良かったりもします。そこに行き着いた事例です。👏

 

事例⑤リニューアルOPENにあわせて、違和感のないデザインでアピール!

京都市にある、地域で愛されるケーキ屋さん。この度、お店のリニューアルを実施されることになりました。これまで長きにわたり愛されてきたお店ですが、次世代に受け継がれてこれからも愛され続けるために全面改装を実現されました。そのうちの目玉の一つに「ど冷えもん」を選んでいただけました。感謝です。この地域は大学もすぐそばにあり、閉店後の学生さんの需要も獲得したいという思いもかねてよりオーナーはお持ちでした。その分析能力とチャレンジ精神には頭が下がります。そしてお手伝いしたのは、【☆ここがポイント】私たちもお店のコンセプトとデザインを共有させていただけたことです!お店全体と「ど冷えもん」が一体となった事例です!👏

 

事例⑥「ど冷えもん」が2号店!お店前でないからこそ、楽しい自販機でアピール!

京都市内の少し南あたりのコインランドリー前にスイーツ店の新店舗として「ど冷えもん」をお選びいただきました。カフェや鉄板焼きのお店を経営されているオーナーがコインランドリーをOPEN。待ち時間に店内でお待ちいただくことにも付加価値を生み出されました!自販機が2号店?店内でお食事可能!その発想がさすがでした。コインランドリー店の前だから、【☆ここがポイント】スイーツを全面に表現し、楽しさをアピール、コンセプトはスイーツカフェ店。女子が大好きスイーツで囲い込み大成功!OPEN後に覗きましたが、女子中学生がコインランドリー内のイートインスペースで楽しくおしゃべりしながらカフェしていました。遠隔でも「ど冷えもん」がお店に早変わりの事例です。

 

事例⑦とにかくどこからみても楽しい!そして何があるのかなぁ?をアピール!

北海道のスイーツ「ど冷えもん」です。WEBの力は素晴らしい。弊社は京都ですが、北海道や沖縄などの遠く離れたオーナーのお手伝いができることに驚きと喜びを感じています。通常「ど冷えもん」のラッピングは正面と左右面が標準です。今回の事例は、どこからも見ていただける場所に置きたいから始まりました。【☆ここがポイント】「ど冷えもん」自体を楽しい玉手箱に仕立てあげること。見ていて何か楽しいですよね。ここから何が出てくるのかな?ワクワク度100%の自動販売機になった事例です。

 

事例⑧飲食異業種のオーナーが挑戦!オリジナルキャラクターもしっかりアピール!

京都市及び周辺で複数展開のオーナーです。飲食業界でないので業界常識にとらわれない商品づくりを心掛けています。オリジナルレシピで研究に研究を重ねて完成した餃子!餃子をメインにしていながら、餃子だけでないもアピール!この自販機一台で週末の食卓が完成します。【☆ここがポイント】オーナーがこだわったのはオリジナルキャラクターです。お店がないから「ど冷えもん」からお客様つくりを始める。そのためにイメージと親しみを伝えるためのキャラクターを登場させました。「ど冷えもん」の登場でこれまでにないお店つくりの可能性を感じさせることになった事例です。👏

 

ほんの一部を事例として紹介させていただきました。どれもオーナーの思い(愛情)が込められた「ど冷えもん」たちです。販売する商品もデザインも全く異なっています。しかし共通するのは自分たちのこだわりをご家庭でもおいしく食べてもらう、感じてもらうということ。「ど冷えもん」の開店までには膨大な時間と手間をかけていらっしゃいます。そのことのお手伝いを通して私たちも自動販売機の可能性に未来を感じることができています。飲料自販機も冷凍・冷蔵食品自販機も頼りになるインフラとなれるよう取り組みを続けていきたいですね。

それでは次回のブログでまたお会いしましょう。ブログを最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

話題の冷凍自動販売機「ど冷えもん」とはいかに?飲料自販機とは違う?

みなさまいつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。ブログ担当Tです。さて、コロナ禍によりここ数年の間、非接触ビジネスや新しい生活様式の確立が大きく取り上げられ、多くの方の日常が様々な場面で変わりつつあります。その変化のさなかで多くの業界や企業でも事業スタイルそのものを変えていくことを求められています。その変化は大なり小なりあるでしょう。自動販売機業界でももちろんそうです。

自販機ビジネス自体は、コロナ禍の中であらためて非接触のビジネスモデルであることに注目がなされましたが、設置場所により大きな打撃を受けている自動販売機も多数あります。観光地や駅などの交通関係、テレワークによる出社率の減少でオフィス内での売り上げも低迷しました。そのため私たちは売上を待つのではなく、取りに行くという視点からも人流の先を読み新たに人が集まっている場所へ、自販機を移動させています。主にアウトロケーション。そして公園付近や住宅街、公共交通機関からマイカーに移動手段がシフトされればコインパーキングへ積極的に自販機を設置しています。

飲料自販機は、売上を待っているイメージがありますが、こちらから取りに行くことができる可動式の店舗でもあります。競合が増えれば、他の場所へ。売り上げが下がれば、また他の場所を探す。そんなことが可能です。これまでも幾多のピンチを乗り越え、チャンスに変えてきました。そして自販機は日本では常に必要とされてきました。

そんなビジネスモデルが飲料だけなんてもったいないと思いませんか?これまでも、もちろん物販自販機は多数ありました。大企業や高層ビルの中ではコンビニ自販機なんかもあり、お菓子、パン、おにぎりの販売も行っています。利便性を求めてこの事業が続いています。ただ今回のコロナ禍で利便性の場所が変わり、これまで自販機と無関係であった業種や事業者の目に留まったのが冷凍自販機なのです。これまでもアイスクリームの自販機は施設や駅にありました。既製品を販売する自販機です。昨年から発売されたサンデン社製「ど冷えもん」冷凍自動販売機はこれまでの冷凍自販機とはちょっとちがいます。

本店から離れた場所で設置

「コロナ禍による非接触ビジネス・SDGsにもつながるフードロス対策・働き方改革を後押しする無人販売の拡大/営業時間の拡大(365日24時間販売)・自社のメニューがそのまま商品になる」を実現できる新たな事業=冷凍自販機での販売なんです。

繰り返しますが自販機は本来待ちのスタイルでした。コロナ禍によって、こちらからも需要を求めて動くスタイルに変化し始めています。ただ飲料自販機は様々な場所におけるので、それができる。冷凍自販機は、基本的に飲食店様が中心に自社で導入する場合が多いため、その多くが自店舗前に設置するパターンが多いでしょう。だからそれとは違うのでは?とお考えかもしれません。

しかしながら前段落で上げたメリットが利用次第では生み出されるのです。お客様の来店を待っていたお店が、店先の冷凍自販機により、たくさんのきっかけをつくることができるのです。①新しい客層開拓 ②新しい商品開発への取り組み ③営業時間外の売上ロスの削減とその客層の取り込み ④冷凍自販機から実店舗への誘導(新たなファン作り)⑤お店の味をご家庭に持ち帰ってもらうことでの家族客の獲得ができる。場所を変えることだけが、攻めでもありませんし、同じ店舗前でも2号店/冷凍自販機店として新たな挑戦を行ってもらうことが攻めの営業となります。そしてここで試行錯誤をすることは、お店での失敗ではありません。だから今までの目線と違ったことを行って、ピンチをチャンスに変えていただきたいと考えています。

冷凍自販機ど冷えもんの性能とは?

サイズは飲料自販機より少し奥行がある程度で、あまり変わりません。電源も100V家庭用(単独ブレーカーでの電源供給がBEST)ですし、雨風関係なく全天候型です。

ど冷えもんの導入はいたって簡単です。本体費用+作業料(自販機設置費用)で始めることができます。現在数種類のど冷えもんのバリエーションが発売されています。簡単に言うと、ど冷えもん標準タイプだと大きな商品(1個600gまで)だと5種類(各10個装填)。小さな商品(1個300gまで)だと10種類(各10個装填)まで発売できます。細かな設定はありますが、商品にあわせて大小組わせてみてください。

ツインストッカー(600g迄/個)
パーテーションで小部屋に分ける(300g迄/個)

 

他にもちろん様々なオプションがあります。キャッシュレス端末を取り付けることも可能です。交通系マネーやQR決済もこれでばっちりです。

お店のアピールや商品イメージを高めるため独自の自販機ラッピングもできます。お店のロゴや商品写真などがあれば一からデザイン化のお手伝いをいたします。人目を惹く自販機も楽しいですよね。

お店から離れた場所に置く場合に助かるのが、遠隔自販機管理システムです。サンデン社が用意してくれているこのシステムは売上の累積管理にも便利です。コストはかかりますが、数字をきっちり管理したい方には助かるオプションです。

オプションには当然費用が掛かりますが、後からの取り付けも可能なので運営しながら考えるのも一つですね。自販機での販売というのは、きまった形はありません。こんなことをしたい。あんな商品を試してみたい。それがスタートです。そして自販機での売上が実店舗の売上につながることが本当に一番です。ここも飲料自販機とは違うところです。自販機での売上で完結しない。その後が楽しみなんです。だから商品開発+お楽しみ開発(クーポンやお店の宣伝)をスタッフと一緒に考えてモチベーションを上げていく!いろんな仕組みを考えて是非とも冷凍自販機ど冷えもんへの投資の元を取って欲しいと思います。

私たちは冷凍自販機を販売するというよりは、自販機という売り場の可能性を拡げたいし、知ってもらいたい。JAMA(自動販売協会)の正規会員として、日本での自販機をこれからも必要としてほしいと思い、お問合せを含めてたくさんのお客様にご提案をしています。やりたいことがたくさんできるようにスタートを身軽に。もちろん値段もですね。そしてアドバイスをしっかりして、成功いただけるように、ど冷えもん正規代理店として弊社WEBサイトを通して、多くの方のお役に立てるよう情報発信をしていきます!

最後におまけです。冷凍でなくてもこんなこともできます。そんな写真です。地元で愛されるブランド。多くの方にさらに知っていただくために、ソース愛溢れる1台です。

自販機万歳!とにかくやってみなはれで、新しい時代突き進みましょう!最後までブログお読みいただき、ありがとうございました。次回も楽しみにお待ちください。

 

 

 

自動販売機の設置できるサイズや高さ

みなさまいつもブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。ブログ担当Tです。何気なく街を歩いていると、ビルの前やマンション軒先、駐車場の片隅に結構な台数が設置されていますよね。オフィス内や工場の休憩スペースにも安全基準を守り、たくさん設置されています。自販機は設置スペースに応じて様々な本体サイズから選択されて設置がされています。そして以前のブログでも取り上げていましたが、新聞紙一枚分あれば設置できると簡単に御提案したりもします。今回は自販機本体のサイズやそこに関する注意事項、設置スペースやそこに関する注意事項についてブログを進めていきたいと思います。

国内自動販売機製造メーカーは2022年2月時点現在2社です。富士電機株式会社とサンデン・リテールシステム株式会社。2020年まではパナソニックグループも製造メーカーとして参入していましたが、事業から撤退いたしました。市場にはまだまだたくさんのパナソニック製も存在しています。この自販機製造メーカーの自動販売機を赤く塗装したり、青く塗装したりして飲料メーカーが実際に設置をしたりしています。

では自販機本体寸法は?簡単に言うと現在製造されている缶・PET専用自販機は、幅は70㎝から136㎝程度。奥行は32㎝から87㎝程度まで。幅と奥行きの組み合わせにより決められた規格の自動販売機サイズがあります。標準機として私たちがよくご提案するのは、幅100㎝×奥行74㎝(奥行67㎝)サイズもしくは幅119㎝×奥行74㎝(奥行67㎝)サイズ、PET多品種対応自販機として幅132㎝×奥行74㎝サイズのものです。いちばん量産化されており、在庫台数も用意できやすいサイズです。このサイズを中心にご提案をすることが多いでしょうか。幅と奥行きはこのように、バリエーションがあるので、スペースに合わせて調整ができますが、自動販売機の高さも当然に設置場所によっては、注意しないといけません。

自販機本体の高さはすべて共通で183㎝(+足の長さ)です。この自販機の高さは製造メーカーどこも同じです。比較的高さに関してはアウトドアならあまり気にしないでしょうし、インドアでもだいたいは問題にはなりません。注意するというのは、自動販売機をくり抜いたスペースにはめ込み設置をしたり、頭上に障害物がある場合。アウトドアでも看板などがある場合には、自販機の高さはしっかりと計算しないと設置できないということになります。そして+足の長さというところを注意してください。自販機には金属製の足が4本ついています。この足部分を回して本体から伸ばしたり、引っ込めたりして設置面との水平設置の調整を行います。だから自販機の実際の高さが少し変わります。自販機設置の方法を以前のブログでもご紹介いたしました。直接アンカー固定や高さの無い転倒防止版(主にインドア用)だと高さ190㎝くらいで問題がないと思います。アウトドアで設置する際によく利用されるコンクリートブロック板を使用すると、それだけで高さ10㎝となりますので、高さ200㎝くらいと考えて設置を進めるのが間違いないと思います。

上の写真は、自販機コーナー施工例です。はめ込みの上の部分に余裕が少し必要です。自販機を設置するときに後ろに倒しながら入れるため、自販機の高さに余裕がなく、ぎりぎりでは入らなくなります。

あと自販機の頭上や幅ばかり気にしていると、他のところで失敗をすることがあります。まずは、自販機の足元です。傾斜地や突起物、散水栓があり、それを使用できるように設置したいとなれば、通常の自販機の足の長さをロングタイプに切り替え、高さを上げて設置する必要があります。4本とも交換する場合もあるでしょうし、傾斜地で前足2本を長くして傾斜地での水平設置を確保する場合もあります。たとえ直接固定でも自販機の高さが高くなります。このような特殊設置面は十分にアドバイスを専門業者にもらって設置をご検討ください。

上の写真右側が前足、左側が後ろ足です。足の長さを調節しているのがわかりますか?

上の写真右側がロングタイプの足。左側が通常の足の長さを短くして設置しています。

次に見えないところですが、自販機の背面スペースです。背面に壁がない場合は特に考えなくても問題はありません。壁がある場合は、背面スペースとして1㎝から2㎝(機種により異なる)を自販機本体と壁との間に確保する必要があります。当然自動販売機の電源コードが背面から出ているため、その突起分を確保するということと、排熱スペースを確保するということから、背面スペースを確保します。

そして設置した後にしまった!ということが稀にあるのですが、自動販売機の扉(幅)分の開閉余地が自販機の前にあるか?例えばインドアであれば、自販機前に机があり、扉を開けると当たってしまい、扉を全開できない。給湯室などの場所奥で扉があけられなくなる、補充ができないなど。アウトドア設置でも前面の下に花壇があり、扉が当たる、電信柱で全開ができないなど。設置後のイメージをしないと気が付かないところです。全開できなくても90度ほど扉が開けば何とか補充はできます。でも自販機内で商品が詰まり、自販機庫内の商品収納ラックを分解して取り出して修理となった場合、自販機を一度移動しないと修理ができないという事態になります。そこまでは、なかなか気が回りませんよね。。。。

自販機前に電柱があるため、扉幅を電柱をかわして開閉できる幅までに抑える必要有

自動販売機のサイズとして、最後に自販機本体の重さです。これは念のために記載をする程度です。私たちもよっぽどでないと気にしません。幅100㎝×奥行74㎝サイズのもので本体重量は約250kg前後です。そこに+商品重量です。このサイズなら190ml缶コーヒーなら620本程収納されます。120kgほどなので、合計370kg。ペットボトルを装填することが基本なので、400kg~450kgくらいは想定するべきでしょう。プレハブの中や、古民家、木造床面などのインドアでは設置場所を再検討する必要があるかもしれません。ご注意ください。

自販機のサイズはお願いをする自販機オペレーター営業マンに相談をすることが大前提ですが、設置後の運営をイメージしながらサイズを選定することがとっても大事ですので、ぜひとも心掛けてください。

日常よく目にする自動販売機ですが、サイズとなるとあまり考えないですよね。今回のブログが設置イメージの参考になればうれしいです。今回も最後までブログを読んでいただき、ありがとうございました。次回のお役立ちブログもぜひとも楽しみにして下さい。